寺院葬の勧め

皆さん、お寺の本堂で葬儀を行うことが可能なことを知っていますか?

檀家さんに限らず、どなたでも明願寺の本堂を使用しての通夜と葬儀を行うことが可能です。

 

「お寺での葬儀を行いたい場合、誰に相談すればよいのか?」

「お寺の本堂を使用すると、費用はどれくらいかかるの?」

など様々な疑問があるかと思います。ここではその良い点と悪い点をお伝えしたいと思います。

 

 

【良い点】

◎会館やセレモニーで執り行うよりも費用を安くすませられます!!

  理由① 本堂の使用料が無料(冬期は暖房費のみ徴収しております)。

  理由② 仏具もそろっているので、その費用も抑えられる。

◎お寺の本堂という荘厳な雰囲気の中で、気持ちよく故人とお別れができます。

 

 

【悪い点】

◎葬儀社に丸投げできない分、準備等が会館で行うよりも大変な面がある。

◎葬儀会社によっては、会場費を徴収できないため、あまりおススメしようとしない。

 

 

 

某葬儀会社での葬祭と寺院葬の料金の一例をお伝えしておきます。

〈会館を使用〉

◎病院から会館と火葬場までの霊柩車代などがセットで25万円。

◎会館での祭壇を使用料が別途15万円。

◎祭壇に飾るお花などは別途料金が発生。

 

〈寺院葬〉

◎病院から会館と火葬場までの霊柩車代などがセットで25万円(葬儀社が担当)。

◎会館から寺院までのお車代。

◎本堂での祭壇の使用料は無料。

◎祭壇に飾るお花などはご自身で手配していただきます。

 

 

確実に言えることは、葬儀に関しては、生前、それも身体が健康なうちに考えておく必要があるということです。

体調が悪くなってからでは、葬儀やお墓の話題があがりにくくなります。
また、いざという時を迎えるまで葬儀のことを考えずにいると、葬儀の際に「葬儀社さんの言われるがままになってしまう」と感じられる方が多くいらっしゃるようです。

そのことを踏まえると、やはり身体が元気なうちに葬儀の執り行い方について考えておく必要があります。

 

寺院葬を行う場合、葬儀社に準備を丸投げできない分、色々と大変に思うことがあるかもしれません。

が、その大変な思いをした分、より一層葬儀への思い入れが強くなるのではないでしょうか。

明願寺でも、ご遺族のお力になれるよう、精一杯助力を尽くします。

 

 

これらのことを参考に、葬儀社やお寺の方と相談をして、ぜひご自身で納得のできる葬儀を執り行っていただきたいと思います。